物事の真実(レンコンなりの解釈)
セカンドライフを始めて慣れてきたレンコンですが、歴史の真実を妄想し、調査している段階です。今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、春日大社・興福寺・薬師寺をリサーチします。
春日大社
春日大社は、奈良県奈良市春日野町にある神社で全国にあり春日神社の総本社です。奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建されました。
主祭神の武甕槌命(たけみかつちのみこと)が白鹿に乗ってきたという伝説があるので、鹿を神使としています。中臣氏や藤原氏の氏神を祀っています。
主祭神は四柱
武甕槌命(たけみかつちのみこと)鹿島神宮の神で藤原氏守護神
経津主命(ふつぬしのみこと)香取神社の神で藤原氏守護神
天児屋根命(あめのこやねのみこと)枚岡神社の神で藤原氏の祖伸
比売神(ひめがみ)天児屋根命の妻
枚岡神社の過去記事はこちら
藤原氏の氏神、氏寺の関係から興福寺との関係が強いです。
神仏習合
日本土着の神祇信仰(神道)と仏教信仰が融合した状態のこと。
神道は八百万の神を拝み経典はなく、日本人の生活習慣の教えでしたが、外から入ってきた仏教とも争わす、融合していきました。
本地垂迹は神仏習合思想の1つで、神道の八百万の神は様々な仏が化身として日本に現れた権現であるとする考え方です。
大日如来は、天照大神で、阿弥陀如来を八幡神として応神天皇と同一視されています。
神道の方が古いのですが、辻褄を合わせるために無理やりなのかなって考えます。
境内には2,000基の石灯籠があります。ルイス・フロイスによって書かれた日本史にも春日大社の燈籠のことが書かれています。
本殿内
手力雄(たじからおう)・飛来天神社遥拝所
御祭神は、天手力雄神(あめのたじからのかみ)と天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
天岩戸伝説で、天照大神が八咫鏡に写る姿をよく見ようと岩戸を開けたときに天手力雄神が手を取り岩戸の外に引きずり出すという重要な役割を果たした神です。
天神社の祭神が、天御中主神ということは、全国の天神社が全て菅原道真に刷り替わっていますが、過去に考察した少彦名神もしくは天御中主神が隠されているとも考えられます。
天神社の天神を天界の神様として考えれば、創造神である天御中主神であることは
納得がいきます。
大きな銅灯籠で頂上が宝珠です。
本宮神社遥拝所
御蓋山浮雲峰遥拝所
若宮15社
ご祭神が、有名な神様のオンパレードです。
イザナギ、イザナミ、大国主命、少彦名命、蛭子神(えびす)、倉稲魂神(うかのみたま)、一言主神、市杵島姫命、金山彦神他オールスター登場です。
レンコン的には、気分爆上がりしました。
神鹿です。
興福寺
法相宗の大本山です。本尊は、釈迦如来です。
如来前身である「山階寺(やましなでら)」は、天智8年(669)に藤原鎌足が重い病気を患った際に、夫人である鏡女王が夫の回復を祈願して、釈迦三尊や四天王などの諸仏を安置するために造営したものと伝えられています。
710年平城遷都の際、藤原不比等の計画によって移されるとともに、「興福寺」と名付けられました。
五重塔は、改修工事中でしたので、天井の部分の相輪です。
一番上の球体は、仏舎利で釈迦の骨を納めているそうです。
2番目の球体は、竜車といい、高貴な人が乗る車を示しているそうです。
火炎の模様は、水煙で、火炎を避ける願いがあります。
水煙の下に環が9つあって宝輪といいます。大日如来や弥勒菩薩等9名の高貴な仏を示しています。
鹿と五重塔です。
南円堂です。
猿沢池からの日本の美のショットです。
薬師寺
法相宗の大本山の仏教寺院です。本尊は、薬師三尊(薬師如来、日光菩薩(左)、月光菩薩(右))です。
天武天皇が、皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈って発願されました。天平時代までは天下の四大寺の一つとされ、金堂・東西両塔・大講堂など主要なお堂は裳階がつけられ、 その壮麗な姿は「龍宮造り」と呼ばれていました。しかし、地震や火災で失われて唯一創建時から現存するのが東塔【国宝】です。
金堂です。りっぱな銅灯籠で、頂上に金の宝珠です。
東塔(国宝)です。三重塔です。
西塔です。昭和56年に再建していますのできれいです。