物事の真実(レンコンなりの解釈)
セカンドライフを始めて慣れてきたレンコンですが、歴史の真実を妄想し、調査している段階です。今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、大宰府天満宮をリサーチします。
太宰府天満宮
919年に創建された菅原道真を祭神として祀る天満宮です。
京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社で、菅原道真公の霊廟として篤く信仰されています。
菅原道真は、5歳で和歌を11歳で漢詩が詠める天才で、学者としても政治家としても卓越した力を持ち、33歳で学者としての最高位の「文章博士」に任じられました。
宇多天皇の絶大な信頼を得て右大臣まで上り詰めました。それを妬んだ藤原時平の謀略によりいわれのない罪で太宰府に左遷されてしまいました。
政治家としての菅原道真は、国家的な財政難と疫病・貧困の解決に挑みました。
飢饉になれば米倉を開放し、干ばつには雨乞いを実施し、均等な納税制度に改革して人々に寄り添う政治を行いました。また、たび重なる内乱で荒廃した唐の情勢から遣唐使を廃止しました。
現在の私たちと同じ状況ですので、今菅原道真がいてほしいのですが・・・。
残念です。
人頼みでなく、私たち一人ひとりがしっかりとしなくては。
現在は、御本殿を124年ぶりの令和の大改修に伴い「仮殿」が建設されています。御本殿は、令和5年5月から3年をかけて改修しています。
ご神木
「飛梅」です。本殿は改修中です。
菅原道真が、京都から大宰府にいわれのない罪で左遷される折に、自邸の梅に和歌で別れを告げたら道真公を慕った梅の木が一夜にして飛んできたという伝説の木です。
社紋
梅紋です。
御神牛
道真公の遺骸を牽いた牛が伏して動かなくなった場所に御本殿の創建がされたという伝説があります。
筆塚
書道や学問の上達を祈念して古い筆記具を納めます。
野見宿祢の碑
日本書紀で相撲の祖と記されている野見宿禰(のみのすくね)をお祀りしています。菅原家の祖神でもあります。
摂社・末社
素佐雄社
祭神はスサノオノミコトです。
竈門社(かまどしゃ)
祭神は玉依姫命です。
高良社
祭神は武内宿祢命です。
中島神社
祭神はお菓子の神様の田道間守命(たじまもりのみこと)で九州の菓業の守り神です。
麒麟(きりん)像・鷽(うそ)像
麒麟は、徳をもって世を治める王者が表れた時に、姿を見せると言われる中国の空想上の聖獣で、誠の心を貫かれた道真公の生き方と重ね合わせて制作されました。
鷽(うそ)は、スズメ目アトリ科ウソ属の鳥だそうです。知らず知らずのうちについた嘘を誠に替え、人々に幸せを運ぶと信じられている鳥です。
相輪塔
伝教大使(最澄)によって伝えられた仏教の塔です。全国に8基あり、九州にはこの1基だけだそうです。上から宝珠・竜舎・水煙・九輪・請花・伏鉢・露盤といいます。
太鼓橋と心字池
美しいですね。