物事の真実(レンコンなりの解釈)
セカンドライフを始めて慣れてきたレンコンですが、歴史の真実を妄想し、調査している段階です。今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、貴船神社をリサーチします。
貴船神社本宮
神武天皇の母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が黄色い船に乗り、淀川・鴨川・貴船川(きぶねがわ)を遡りました。
貴船には黄色い船でやってきたこともかけているのかもしれません。
当地に上陸後、水神を祭ったのが始まりと言い伝えられているようです。
ご祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)です。
古事記の神話では、イザナミが火の神であるカグツチを生んだ後,、陰部に火傷ができたことにより死去しました。
怒ったイザナギに、カグツチは十拳剣(とつかのつるぎ)で首を落とされて殺されました。
そのカグツチの血から8柱の神が生まれています。
有名な神としては、建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)が生まれています。
闇淤加美神(くらおかみのかみ)が日本書紀では高龗神として生まれています。
龗(おかみ)という文字は、雨と龍の間に口が3つ横に並んでいます。
龍神であり水の神です。
日照りの時には黒馬を、長雨の時には白馬または赤馬を献じて雨乞いや雨止やみを
祈願していました。
ご神木の桂です。
重森三玲の石庭です。古代の人々が神祭を行った神聖な祭場である天津磐境(あま
ついわさか)をイメージした石庭だそうです。
貴船神社結社(中社)
縁結びで有名な社です。
ご祭神は磐長姫命(いわながひめのみこと)です。
瓊瓊杵尊が木花開耶媛をめとりたいと父親の大山祇に申し出たところ磐長姫も勧め
られましたが、断りました。
磐長姫としてはショックですよね~。
磐長姫は、ここに留まり人々の良縁を授けようと鎮座されました。素晴らしく心の
清らかな神ですね。
和泉式部が、夫の心変わりに悩み、歌をささげて祈ったところ願いが叶ったという
伝説があります。
ご神木は本宮と同じく桂です。
天の磐船です。
結社から奥宮の間
思ひ川
禊の川です。和泉式部が不仲であった夫との愛を取り戻すために、奥宮の参拝にあ
たり、手を洗い口をすすいで身を清めて恋の成就を祈ったとされて「思ひ川」と呼
ばれるようになりました。
つつみヶ岩
海底火山が噴火して流れ出た溶岩が固まった岩です。
貴船神社奥宮
ご祭神は高龗神です。
本殿の真下には龍穴といわれる大きな穴が空いており、その上に社が創建されたそ
うです。日本三大龍穴の1つです。他には室生龍穴神社と備前龍穴があります。
船形石(ふながたいわ)です。神武天皇の母である玉依姫命が水源を求めて黄色の
船に乗って大阪湾から淀川→鴨川→貴船川を上り水源の地として奥宮にたどり着き
ました。乗ってきた黄色い船を人目に触れないように石で囲んで隠した。それが
「船形石」です。
奥宮末社3社
日吉社
祭神は大山昨神(おおやまくいのかみ)山の神様です。
吸葛社(すいかづらしゃ)
祭神は味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと) です。
大国主命と宗像三女神のタギリ姫命の間で生まれました。弟は事代主命です。
別名迦毛大御神(かものおおかみ)ともいわれており、八咫烏ではないかとも妄想します。
農耕神・雷の霊力を合わせ持った神様です。
鈴市社
ご祭神は姫蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)です。
神武天皇の皇后のことです。
妄想話
玉依姫が海から船で川を上り、水源を見つける行動は、ラピュタ人という古代海洋民族が地上で休憩する 時に水源を求めて場所を探す行動と一致していますね。水源地で祈り をしたり、その途上の地で文化が形成されたりして古代文明が発生していますので、貴船川もいつの時代の話になるのでしょうか。
川床は、貴船川のほかに鴨川での風流な習慣となっています。
ご祭神は出雲の神々が多く、日本に戻ってきた人々が日本にすでにいた(原住民)
と協調して同化していた頃の時代や地域だったのではないかと思います。
空想が広がりロマンが尽きないですね。