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歴史の真実を追う:戸隠神社の神秘と伝説(その2)

物事の真実(レンコンなりの解釈)

セカンドライフを始めて慣れてきたレンコンですが、歴史の真実を妄想し、調査している段階です。今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、戸隠神社の中社・九頭龍社・奥社をリサーチします。

戸隠神社は5つ社があり、それぞれのご利益は以下のとおりです。

  • 奥社:開運・心願成就
  • 九頭龍社:縁結び・水の恵み
  • 中社:学業成就・家内安全
  • 火之御子社:舞楽芸能の上達・縁結び
  • 宝光社:安産・厄除け

今回は、中社・九頭龍社・奥社の考察をします。

天の岩戸開き伝説

戸隠神社のご祭神には、「天の岩戸開き神話」のゆかりの神々が祀られています。

スサノウのあまりの乱行に天照大神は岩戸にお隠れになり、世の中は真っ暗になって大混乱になりました。八百万の神々が天の安河原に集まり、対応を相談しました。

思金神(おもいかねしん:中社のご祭神)の案でさまざまな儀式を行い、鶏を集めて鳴かせました。

アメノウズメ(火之御子社のご祭神)は、桶を伏せて踏み鳴らして踊ったところ八百万の神々が一斉に笑いました。これを聞いた天照大神は、「なぜ楽しそうにしているのか」と天岩戸を少し開いて問うた。「あなた様より尊い神が表れたので喜んでいるのです」といって鏡を天照大神に差し出しました。鏡に写る自分の姿を尊い神だと思って、その姿をもっとよく見ようと岩戸を開けると隠れていた天手力男神(あめのたじからおうしん:奥社のご祭神)が岩戸を押し開け、その手を取って天照大神を岩戸の外にお迎えしました。その岩戸が天から落ちて戸隠山になったという伝説があります。

戸隠神社は、長野県長野市北西部の戸隠山に位置しています。奥社の創建は、紀元前210年ともいわれています。九頭龍社の創建は、奥社よりも古いといわれています。

地主神の九頭龍大神が天手力雄命(あめのたじからおうのみこと)を迎え入れたという伝承があります。

平安時代後期以降の神仏習合で、戸隠山観修院顕光寺として全国に知られ、修験道場として比叡山、高野山とともに「三千坊三山」と呼ばれるほど多くの修験者を集めました。

中社

ご祭神は、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)す。

岩戸雅楽を創案し、岩戸を開くきっかけを作った知恵の神様です。

宝光社の祭神は、子である天表春命です。

宝光社等の過去記事はこちら

www.souzoulife.com

 

ご利益は、学問成就・商売繁盛・開運・厄除・家内安全とされます。

社殿の天井には龍が描かれています。

樹齢800年を超える戸隠の三本杉です。

三本杉の一つです。

樹齢700年のご神木です。

さざれ滝です。

随神門です。

随神門の裏側です。

戸隠神社ならではの樹齢400年を超える杉並木です。

九頭龍社

天手力雄命が奉斎される以前に地主神として奉斎されていました。

古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として祀られていました。

九頭龍社横の石仏や存在感のある岩です。

本殿が半分入り込んだ洞窟があります。意味深です。

大きな龍が戸隠山を守護するために籠もった洞窟であるともいわれています。

奥社

ご祭神 天手力雄命(あめのぢからおのみこと)

天の岩戸伝説で八百万の神々の中で唯一天照大神の手を触れた神です。

ご利益は、開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝です。

社紋

戸隠神社の社紋は、鎌卍(かままんじ)で、鎌を使って農業に励んでいたとなっていますが、鉱山で鉄や銅などの鉱業が盛んだったと思います。

鎌卍と似ている文様にスワスティカがあります。

スワスティカは、サンスクリット語で幸福、繁栄、幸運を意味しています。

ヒンズー教では、右回りの卐(逆卍)がスワスティカと呼ばれ、左回りの卍はサウヴァスティカと呼ばれています。

鎌卍は十字の左回転で、水や月(女性性)を表し、卐(逆卍)は十字の右回転で火や日(男性性)を表します。

戸隠山は鉱山だったので、水が豊富に流れるため卍の左回転だったのでしょうか。

逆卍が天照大神で卍が月読命または素戔嗚命を象徴するのでしょうか。

勝手に妄想は膨らみます。