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伝説と神社考察:竹取物語の伏見神宝神社と十種神宝

物事の真実(レンコンなりの解釈)

セカンドライフを始めて慣れてきたレンコンですが、歴史の真実を妄想し、調査している段階です。今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、伏見神宝神社リサーチします。

伏見神宝神社

伏見神宝神社は、伏見稲荷大社の本殿から千本鳥居を通り、奥の院(奥社奉拝所)から熊鷹社へと向かう途中にある「値上がり松」の手前右側に案内看板が出ている階段状の山道を徒歩約2分(150m)で到着します。

ご祭神

主神:天照大御神

相殿:稲荷大神

十種神宝を奉安しています。

日本神話では、物部氏の祖である饒速日の尊(にぎはやひのみこと)が天下る際にアマテラスから十種神宝を授かり、天の磐船に乗って河内国に天下りしました。

従って、主祭神は天照大御神となっていますが、饒速日の尊のことではないかと思います。

ニギハヤヒの過去記事はこちら

www.souzoulife.com

十種神宝

沖津鏡(おきつかがみ)

高いところに置く鏡。太陽の分霊で道しるべ。

辺津鏡(へつかがみ)

いつも周辺に置いて顔を映す鏡。ふーっと息をかけて磨くことが自己研鑽となる。

八握剣(やつかのつるぎ)

国家の安泰を願うための神剣。悪霊を祓うことができる。

生玉(いくたま)

願いを神に託したり、神の言葉を受け取るためにこの玉を持つ。神と人をつなぐ神人合一のための光の玉。

足玉(たるたま)

全ての願いをかなえる玉。この玉を左手に載せ、右手に八握剣を持ち、国家の繁栄を願う。

死返玉(まかるかえしのたま)

死者を蘇らせることができる玉。左胸の上に置き、手をかざして呪文を唱え由良由良と回す。  ちょっと怖いですね。

道返玉(ちがえしのたま)

臍上一寸のところに置き、手をかざしながら呪文を唱える。悪霊封じ・悪霊退散。

蛇比礼(おろちのひれ)

魔除けの布。もともとは、古代鑪製鉄の神事で、溶鋼から下半身を守るための前掛け。のちに、地から這い出して来る邪霊から身を守るための神器となった。毒蛇に遭遇したときにも使用する。

蜂比礼(はちのひれ)

魔除けの布。振ったり身を隠したりして、天空からの邪霊から身を守る。または、邪霊や不浄なものの上にかぶせて魔を封じ込める。

品々物之比礼(くさぐさのもののひれ)

物部の比礼。ここに物を置くと品々が清められる。死人や病人をこの比礼を敷いて寝かせて、死返玉により蘇生術を施す。また魔物から、大切な品々を隠すときにも使う。

ピタゴラス十種神宝

ピタゴラスの宇宙曼荼羅といわれています。

十種神宝の4つの玉3つの比礼2つの鏡1つの剣で曼荼羅ができています。

「10」という数は、「完全な数」。

10=1+2+3+4で表現でき、完全な三角形(テトラクティス)に配置できるので、ピタゴラスは重要視していました。

拝殿

狛犬ならぬ狛龍が鎮座しています。

向かって左が「地龍」向かって右が「天龍」で、天龍は金の如意宝珠を持っています。

2頭の龍は、天照大御神の使者で天と地を行き来しているそうです。

龍頭大神


伏見神宝神社は「竹取物語」発祥の地で、龍頭社に祀られた竜頭大神は、5人の求婚者のひとりの大納言大伴御行(だいなごんおおとものみゆき)に出した難題、龍の首にある五色の玉の持ち主なのです。

稲荷山遥拝所

朱塗りと竹製の2つの鳥居の真下には、磐境(いわさか)があり、神社の御神石とされる、降臨石「たけのこ石」が祀られています。

「竹製の鳥居+降臨石」は磐境(いわさか)様の社と呼ばれ、竹取物語発祥の地といわれています。

竹製の鳥居には、隼人の盾の御札が下がっています。

三角と渦巻きです。隼人族の縁があるのでしょうか。

妄想タイム

龍神と月ということは元は海神や月読命と関連があるのでしょうか。そしてニギハヤヒ。そこに大国主神まで登場します。う~ん 妄想で頭がパンパンです。カオス状態です。

そのうちに考察できるようになると信じて進みます。

底津岩戸社

八大龍王大神・権太夫大神・白龍大神の三神が祀られています。

権太夫大神は、大国主神です。

布留社

白菊大神が祀られています。伏見稲荷大社の記事で白菊大神は宇迦之御霊大神のことですと書きました。

伏見稲荷大社の過去記事はこちら

www.souzoulife.com

頌徳の碑

祈りや行いがいかに小さくとも、それは誰かの心を照らす灯火となるというように人がこの世に遺せる“徳”の尊さを教えてくれます。

聖火の碑

火焚祭に使用されているようです。

とても神々しい光を放っているように見えるので「火のように命を灯す生き方をしてほしい」という想いも込められている碑だと思います。

ニギハヤヒ好きのレンコンですから十種神宝のペンダントを購入しました。

宮司さんから購入したのですが、ペンダントではなく、お守りということでした。

宮司さんが書かれた神寶宝典も購入し、祝詞や祓詞(はらいことば)をたまに音読しています。

いろんなものが詰まった神社です。