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歴史の妄想&考察:鹿島神社

物事の真実(レンコンなりの解釈)

セカンドライフを始めて慣れてきたレンコンですが、歴史の真実を妄想し、調査している段階です。今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、鹿島神宮リサーチします。

鹿島神宮

茨城県鹿嶋市宮中にある神社です。常陸国一之宮です。全国にある鹿島神社の総本社です。

香取神宮、鹿島神宮、息栖神社とともに東国三社と呼ばれています。

香取神宮と息栖神社の過去記事はこちら

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ご祭神

武甕槌神(たけみかつちしん)建御雷神とも表示されます。

ご神徳

勝負運、必勝祈願転職・独立・引っ越しなど、人生の転機に訪れる人が多いです。勇気と突破力を求めているのかもしれません。

武甕槌大神の神話(経津主大神とほぼ同じです)

出雲の国譲りの話で、アマテラスが葦原中国(現在の日本)を息子に収めさせるべく、天穂日命(あめのほひのみこと)、天雅彦(あめのわかひこ)を遣わせましたが、失敗しました。

そこで、

①武甕槌大神と経津主大神を派遣して出雲の国譲りを成功させました。

アマテラスによる葦原中国の乗っ取り完成です。

この話とは別に

②武甕槌大神は、単独で十握剣(とつかのつるぎ)を持参して、十握剣を抜き逆さに突き立てて武威を示して国譲りを成功させました。

③武甕槌大神の誕生は、イザナギが火の神カグツチを十握剣で討伐して刀身の根本からの血が岩石に落ちて生成された神です。

①、②は天津神であり、③は国津神です。どちらが正しいのか今はわかりません。

神武天皇東征の神話

イワレヒコは兄のイツセとともに天下を統治するために世界の中心である中洲(なかつしま)を目指して東征する神話です。

中洲は、東大阪から生駒山を超えて中洲に入る予定でルートを決めていました。

神武東征ルート

浪速国の白肩津ナガスネヒコの軍勢に負けてしまいました。

兄のイツセの「日の神は東を背にして戦おう」という意志に従い、ルートを変更しました。イツセはナガスネヒコの軍勢との戦いで怪我を負っていたので男之水門で亡くなりました。イワレヒコが熊野にきて大熊が現れた後、兵士たちは気を失って絶体絶命のピンチとなりました。この時天界ではアマテラスとタカミムスヒは、建御雷神を呼んで再度葦原中国を平定するために再び天降りするように命じましたが、建御雷神は「平定に使った太刀を降ろします」と答えました。

高倉下の夢の中で「倉の屋根に太刀を落とすからイワレヒコの元に運びなさい」と伝えました。

翌日に高倉下は、太刀をイワレヒコに届けました。その太刀は、韴霊剣(ふつのみたま)またの表示は布都御魂で、現在は石上神宮に鎮座しています。

剣が持つ不思議な力によって兵士たちは力を取り戻して蘇り、八咫烏の案内により熊野から吉野、吉野から大和へと進軍し、大和を平定しました。イワレヒコは、大和の橿原宮を造営して初代の天皇、神武天皇として即位しました。

妄想タイム

茨城県は、千葉県と同様に先住民が治めていました。昔から鉱山が多く、鉱物を製造していましたので豊かな豪族が神社に祀られているために「神宮」になったのではないでしょうか。東方を討伐することにより、地元の神を消して祭神を変えられたのではないでしょうか。武甕槌大神は経津主大神と一緒に春日大社に祀られていますので、ここが本拠なのかな~って考察します。また、①②③ともに武甕槌大神で、役職名なのかとか色々と考察は広がります。

また、大和平定の前にニギハヤヒは十種神宝を見せると、イワレヒコは三種の神器や韴霊剣(ふつのみたま)を見せました。するとあっさりニギハヤヒは王位を譲ったことになっています。謎の行動で理解しにくいのですが、争いをすることなく解決させています。大河ドラマのような派手な戦のシーンはありません。というか、たとえ戦国時代であったとしても戦のシーンはなかったのではないかと妄想します。

春日大社の過去記事はこちら

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境内図

拝殿・本殿

1619年の徳川2代将軍秀忠が寄進したもので重要文化財に指定されています。

ご祭神の武甕槌大神が祀られています。

奥参道

奥宮に向かって300mほどの参道は巨木で荘厳な雰囲気を醸し出します。

奥宮

ご祭神は武甕槌大神の荒魂です。現在の社殿は、1605年に徳川家康が関ケ原戦勝の御礼の本宮として奉納しています。

要石

古くから地震の多い地域でした。これは、地中に大きなナマズが住んでいるため、香取・鹿島両神宮でナマズを抑え込むための石であるといわれています。香取神宮は凸形、鹿島神宮凹形の石で、一部しか見えていませんが深さ幾十尺と伝えられています。

御手洗池

1日に40万リットル以上の湧き水があり、底が見渡せるほどの澄み渡った池です。昔は参拝する前にここで禊(みそぎ)をしました。

さざれ石

日本国歌のさざれ石です。

末社 大黒社

祭神は大国主命です。

末社 熊野社

祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、事解男命(ことさかおのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)です。

和歌山県熊野地方と鹿島は、舟による古くからの交流がありました。

末社 須賀社

祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)

牛頭天王ともいわれ多くの霊験をあらわす社として有名です。