不動産、年金、生命保険、相続など、人生のライフイベントには、お金に関して考える場面が多くあります。これからますます注目を浴びる資産計画・資産運用の仕事―それがファイナンシャルプランナーです。
最近急に何の根拠もなく人生100年時代が到来したようですね。
また、財務省から「年金だけでは過ごせないので老後資金2,000万円必要です。」と突然いわれちゃいましたけど。急にいわれても困まりますね。
無視したいけど、言霊のようについてくるので心配ですね。
自分の資産計画を考えないとまずいのかな~って考えているあなたに向けて記事を書いています。
お金に関する知識を得て、自分だけでなく、人からの相談にも対応できるようになります。
2分ほどで読めますのでぜひご覧ください。
この記事を読むとどうなる
FP2級の魅力と合格する方法がわかります。
この記事が本当に信頼できるのか
レンコンは、会社の都合ではありましたが、独学でFP2級を取得しています。従って、独学で取得できます。自分の資産計画についてもぼんやりと考えるようになりました。
1 FP2級を独学で合格するためには
1-1 勉強期間
勉強時間は100時間、勉強機関は3か月で合格できます。
難易度はFP3級程優しくありませんので、しっかりと理解しながら進んで下さい。
実技試験の計算問題は、しっかりとマスターしてください。
1-2 書籍
実技試験については受験する科目の過去問題集
資産設計提案業務なら
1-3 勉強方法
①テキストを理解しながらよく読みこなす。
②問題集を2回解く。
③過去問題集を2回解く。
④問題集や過去問題集で間違えたところは弱点なのでテキストに戻る。
2 FP2級とは
日経キャリアNET2018年の取得したい資格ランキングでFP2級は11位に入っている人気の資格です。
毎年1月,5月,9月に試験があります。学科試験と実技試験に分かれており、受験機関もきんざいと日本FP協会の2つがあります。
どちらの試験で合格してもFP2級技能士という資格を取得できます。
学科試験と実技試験
FP2級学科試験【きんざいと日本FP協会同じ問題】
ライフプランニングと資金計画(社会保険、年金など)
リスク管理(生命保険などでどうリスクヘッジするか)
金融資産運用(うまく投資するための方法)
タックスプランニング(所得税とか住民税とか)
不動産(不動産取引など)
相続・事業承継(相続、贈与など)
FP2級実技試験
きんざいでは、個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務の4つに分かれています。
どれか1つを選びます。
さすが金融機関とのつながりが強いことまるわかりですね。
日本FP協会では、資産設計提案業務が出題されます。
実技試験はFP3級と同じ科目で受けることです。
日本FP協会orきんざいの個人資産相談業務かどちらかです。
なぜ2つの受験機関があるのか、また以下のとおりになぜ合格率が違うのかについてはFP3級の記事に書きましたのでクリックして読んで下さい。
受験者数と合格率
きんざいの学科試験【きんざいと日本FP協会同じ問題】
2019.01 受験者数 48,659名 合格率31.11%
2019.05 受験者数 38,363名 合格率20.88%
2019.09 受験者数 41,547名 合格率20.97%
きんざいの実技試験
個人資産相談業務
2019.01 受験者数 28,392名 合格率36.93%
2019.05 受験者数 22,000名 合格率25.78%
2019.09 受験者数 22,156名 合格率31.72%
日本FP協会の学科試験【きんざいと日本FP協会同じ問題】
2019.01 受験者数 28,564名 合格率48.26%
2019.05 受験者数 23,428名 合格率40.17%
2019.09 受験者数 25,806名 合格率43.42%
日本FP協会の実技試験
資産設計提案業務
2019.01 受験者数 25,043名 合格率 50.31%
2019.05 受験者数 21,954名 合格率 62.65%
2019.09 受験者数 22,096名 合格率 62.63%
※きんざいと日本FP協会の資料から抜粋 一部加工しています。
3 FP2級をとったらどうなるの?役に立つの?
銀行・保険・証券等の金融業界や住宅メーカー・物件仲介業等の不動産業界で仕事に活かせるので金融業界や不動産業界への就職・転職を目指す人には有利になります。
また、独立系FPとなって中立・客観的な立場でアドバイスができます。
税金、投資、住宅ローン、不動産、老後、相続等のお金のエキスパートになれるため、生活に役立つ実践的な知識が得られます。
独学では難しいと思ったあなたの朗報です。
受講料の一部を雇用保険で支援してもらえる一般教育訓練給付金制度の記事を読んで下さい。
まとめ
不動産、年金、生命保険、相続など、人生のライフイベントでのお金のエキスパートになれます。
独立系FPとして活躍したければ FP1級やCFPの取得を目指しましょう。
金融業界への就職・転職は有利に働きますが、不動産業界に就職したければ宅地建物取引士とのあわせ技があれば強力です。