物事の真実(レンコンなりの解釈)
セカンドライフを始めて間もないレンコンです。歴史の真実を妄想し、調査している段階ですが、今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、出羽三山神社(出羽山・月山・湯殿山)のリサーチです。
出羽三山神社
出羽三山とは、山形県(出羽国)にある月山・出羽山・湯殿山の三山の総称です。
御祭神は、
月山神社は、月読命(つきよみのみこと)、
出羽神社は出羽国の国魂である伊氏波神(いではのかみ)と稲倉魂命(うかのみたまのみこと)の二神、
湯殿山神社は大山祗命(おほやまつみのみこと)、大己貴命(おほなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の三神を祀っています。
月山と湯殿山は冬季の参拝が不可能であることから、羽黒山頂に三山の神々を合祭されてます。広大な山内には百八末社といわれる社があって、八百万(やおろず)の神々が祀られています。
出羽三山の開祖は、蜂子皇子です。
父の32代崇峻天皇が蘇我馬子の暗殺され蜂子の身も危ないと思い、聖徳太子の勧めで逃れて能登半島から佐渡を経て由良の浦にたどり着きました。そこにあらわれた髭の翁に、ここは大神である海幸の浜であり、東の方に大神が鎮座する山があるので尋ねろとよいと教わり、途中迷子となり困っていたところに三本足の大烏が飛んできて出羽山へと導いたという伝説が残っています。
日本神話と同じ話
日本神話で聞いたことがある登場人物がみえます。
海幸とは、海幸彦、山幸彦の海幸彦のことであり、三本足の大烏は、神武東征での八咫烏と同じで道案内をしています。
蜂子皇子は、出羽山を開山し、その後月山、湯殿山を開山しました。
出羽三山は元来、日本古来の自然崇拝の山岳信仰に、仏教・道教・儒教などが習合した「修験道」の山でした。役行者や空海も修行を積んだと伝えられています。
秡川と須賀の滝
残念ながら美しい木製の五重塔は、現在改修中です。令和7年春までかかるそうです。残念!
羽黒山の爺スギです。樹齢は1,000年以上とのことです。
修験道の人が登る路です。両サイドのスギが素晴らしいです。羽黒山は、標高414mですが、真夏に登るのは大変でした。
末社の尾崎神社は、主祭神が武甕槌命(たけみかづちのみこと)
龍の彫刻が素晴らしいです。
厳島神社の祭神は宗像三女神、津速魂神(つはやむすびのかみ)
蜂子社の祭神は、蜂子命(はちこのみこと)開祖です。
他に白山神社や埴山姫神社等もありました。
出羽三山神社の三神合祭殿
石に龍が彫られています。
さざれ石です。
鳥海山
鳥海山の丸池が青くてきれいでした。
鳥海山の元滝伏流水です。
苔と滝のコントラストが素晴らしく、気持ちが良い場所です。
月山
月山八合目弥陀ヶ原湿原では水芭蕉等可憐な花が咲いていました。
ブナの森獅子ヶ鼻湿原をウオーキングしました。
大きなブナの木です。こぶがあります。
水も豊かに流れていました。水力発電にも利用されているそうです。
鳥海山の山頂です。とても雄大できれいでした。
自然が豊かな日本に生まれて育ち、アニミズム信仰が普通にできる環境にいられることに思いきり感謝します。