物事の真実(レンコンなりの解釈)
セカンドライフを始めて間もないレンコンですが、歴史の真実を妄想し、調査している段階ですが、今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、東大阪市にある瓢箪山稲荷神社・都留彌(つるみ)神社をリサーチします。
瓢箪山稲荷神社
ご祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)
スサノオは、大山津見神の娘にあたる神大市比売(カムオオイチヒメ)との間に稲の神である大年神と食物の神である宇迦之御魂神を生んでいます。
稲荷神社は、宇迦之御魂神が祀られています。
瓢箪山古墳の上に神社が建てられています。本殿の前に狛犬ならぬ狛狐です。
口に稲穂をくわえ、尻尾に宝珠があります。
稲穂については、稲荷神が五穀を司る農業神である説や狐の尻尾が稲穂の形に似ている説があります。
尻尾に宝珠ですが、珍しく口に珠をくわえることはあるのですが、青い宝珠です。
珠は、神様の霊徳を象徴しているようで、穀物の倉庫という意味もあるようです。
りっぱな青銅製の灯籠です。龍の形が素晴らしいです。大きくて細工が細かくて丁寧ですが力強いです。古墳があったところですから青銅品はここで製造できます。
石像はたくさんあります。たくさんの大明神が祀られていました。
三柱神社
ご祭神は、天照大御神、月夜見命、素戔嗚尊です。
石柱
石柱の頂上に飛狐がいます。
瑞穂甘露 潤養生 太占遺風 破雲霧と書かれています。
稲穂がたわわに実り、土地も豊かで風の通りも良く水も豊かな場所ということでしょうか。
花車神社
ご祭神は素戔嗚尊です。隣にソテツです。
水分神社
ご祭神は水分大神です。
菅原神社
ご祭神は菅原道真です。
最近レンコンが思うことに、ある程度の規模がある神社には必ず天神社があり、菅原道真が祀られています。いくら道真の怨念を鎮めるためといわれても多すぎるでしょう。
本来祀られていた神がすり替えられた社もあるのではないのかという疑いの目を持っています。
神馬
宝珠の家紋です。
都留彌(つるみ)神社
創建は不詳ですが、866年の国史に記載されているので古い神社だといえます。
910年河内国が干ばつになった時、醍醐天皇の命で雨乞い祈願したら雨が降ってきたという言い伝えがあります。
主祭神は、速秋津日子命・速秋津比売命、菅原道真です。この神社も菅原道真です。
速秋津比売命は、水の神で大祓い祈詞の祓戸四神で、河口や海の底の罪や穢れを飲み込んで下さるありがたい神です。
合祀神は、素戔嗚尊、豊受姫神、少彦名命、武甕槌命、保食神です。
コンクリートで固めた人工的な岩です。
拝殿
撫で牛
銅でできています。家紋は、菱形の唐花菱です。
江戸時代には天神とよばれていたようで、少彦名命が天神で隠された神なのかもしれません。
遥拝所
三輪大神
他に岩崎大明神、白龍大明神があります。境内には銅板葺屋根がたくさんありました。
針塚
なぜかソテツです。
大黒天と恵比寿です。大黒天に宝珠です。
妄想タイム
天神様は、菅原道真ということになって各神社に数多くの菅原道真が祀られていますが、天神はそもそも天津神であることから少彦名命を示していました。しかし、その後菅原道真の怨念封じのために祀られたことにして少彦名命は隠されたのではないかと妄想します。
菅原道真は人間であり、もしも祀られるとしたら国津神になります。少彦名命は天津神で存在が隠された神です。なにか隠す必要があったのでしょうか。