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歴史と神社考察:伏見稲荷大社と狐がくわえているモノ

物事の真実(レンコンなりの解釈)

セカンドライフを始めて慣れてきたレンコンですが、歴史の真実を妄想し、調査している段階です。今現在のレンコンが信じる歴史の真実を不定期に発信したいと思います。よろしければレンコンの妄想にお付き合い下さい。今回は、伏見稲荷大社リサーチします。

伏見稲荷大社

京都市伏見区深草にある神社です。稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域としています。全国に約3万社あるといわれている稲荷神社の総本宮です。

創建は、711年伊呂巨(はたのいろこ)によって稲荷大神がご鎮座されました。

ご祭神

宇迦之御霊大神(うかのみたまのおおかみ)―下社

佐田彦大神(さたひこのおおかみ)―中社

大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)―上社

御利益

稲荷神は、元来五穀豊穣を司る神でしたが、その後に商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになりました。

狐が口にくわえているモノ

稲穂

伏見稲荷大社の神紋

お米一粒を育てるにも大変な労力と自然からの恩恵があってこそで、お米一粒にも神様が宿るといわれ大切にされて来たのです。

日本神話の天孫降臨の際に、天照大御神は孫であるニニギノミコトが地上に降りられるときに「稲穂」を与えこれを地上で育て「皆のお米を作りなさい」と教えたとされています。

巻物

「稲荷の秘法」を表すシンボルといわれており、神仏習合時代の荼枳尼天秘法の経文ともいわれています。

玉(宝珠)

玉は「神の霊力」を象徴するもので、稲荷大神の御霊の力を示しています。

稲荷大神は五穀豊穣の神ですので、「米倉の鍵」または日常生活で必要であった道具である「木の股の鉤(かぎ)」を示しているといわれています。

 

狐が加えているモノが暗号だとしたら、稲荷の秘法の経文を宝珠(霊力)で鍵を開いて読み解いていくということでないかと妄想します。

楼門

天正16年(1588年)豊臣秀吉は、生母大政所の大病平癒を伏見稲荷大社に祈願し、この願いを叶えてくれたなら一万石を寄進すると申し出ました。大がかりな祈祷がおこなわれ、大政所はすっかり回復しました。

秀吉の寄進により楼門が建てられました。

本殿

朱の原材料は、水銀=丹で、木材の防腐剤として使われてきました。

朱色は魔力に対抗する色として古代の宮殿や神社仏閣に用いられています。

千本鳥居

伏見稲荷大社を代表する見どころのひとつですが、多数の鳥居がある理由は願い事が「通る」或いは「通った」御礼の意味から、鳥居を感謝のしるしとして奉納することが江戸時代以降に広がった結果です。

熊鷹社

熊鷹大神を祀っており、熊鷹は勝負の神様と言われており、勝負に勝つご利益があるそうです。

三ノ峰(下社)

白菊大神は、宇迦之御霊大神のことです。もとは、中社の神だったようです。

二ノ峰(中社)

佐田彦大神を祀っており、宇迦之御霊大神の配神で、猿田彦の別名ともいわれています。もとは上社の神だったようです。

一ノ峰(上社)

末廣大神は、大宮能売大神のことです。宇迦之御霊大神に仕える巫女を神格化したものです。

もとは下社の神だったようです。

稲荷山からの景色

白龍大神

龍の彫刻が素晴らしいです。

末廣大神

蛙が3体鎮座していると思ったら、全部で7体いらっしゃいました。

上社も同じ末広大神です。伏見稲荷大社からの帰り道で見過ごしてしまいそうな場所にあります。宇迦之御霊大神に仕える巫女だったことが何か関係するのでしょうか。おおきな⁇が残ります。